2008年12月11日(木)18時半 東京芸術劇場中ホール 1階E列下手端
安倍高麿:坂元健児 謎の若者:吉野圭吾 アケシ/鈴鹿御前:神田沙也加
イサシコ/赤毛:駒田一 坂上田村麻呂/田村丸:今拓哉 オタケ:平澤智
小者の源太:西村直人 ヒトカ:友石竜也
ヤイラ:川本昭彦 キクリ:福永吉洋 アラオカ:平野亙
クスコ:笠原竜司 鹿の精霊:藤森真貴
青蛙:高原紳輔 黒斑:多根周作 斉藤健二
坂元宏旬 鈴鹿貴規 赤木山伍里蔵
田仲孝史 佐藤翔 赤川千尋 松本誠 山田英真
初演の時はまだ大人しかったんですけど、再演はなんか語りたくて仕方ないみたいです私(^^;初演は3回観たんですけど、前楽と楽の前に個人的に哀しい出来事があったので、そっちに心がいっていたからね…。なので結構覚えてないことも実は多かったりします。
明後日から「Jewel」が始まりますが、たぶん切り換えるのは無理だと思います。とか言いつつ「Jewel」サイコー!」とか叫んでたらごめんなさい(^^;
それでは簡単に参りましょう。
あれですよ、下手端ですよ…つーことはあの顔の人がすぐそこですよ…。そりゃ〜ヒトカが死ぬとこ見られなくても仕方ないよね?…ホントごめんなさい…。
でも語り部で三人が下手で歌う時には西村さんの烏帽子で圭吾さんの顔が隠れちゃった(^^;なので、圭吾さんの腕を見つつ西村さんと川本さんのお顔をぼけーと眺めておりました。はい、この時鈴鹿御前が中央で踊っていた事なんて全く知りませんでした。
この回の一番の発見は別記事のコメントにも書いたんですけど、一幕のラストで高麿の背中を見つめる若者、そしてその背中に腕を伸ばしながら後方に倒れこんで走り去っていく若者の表情が真正面だったことに尽きます。
多くの方がこのシーンが大好きだと仰っていて、もちろん私もこのシーンは好きでした。でも、私の中での比重は「阿修羅のように」や「御伽草子」の方にあったんですが…なんなんですか、あの高麿を見詰める今にも消えてしまいそうな儚い表情は!あの表情を見た瞬間に「これかぁぁぁぁぁぁ!(田村麻呂張りに)」と心の中で叫びましたよ。毎回あの、泣き出しそうな子供のような縋るような眩しそうな表情をしてたんでしょうか?つーか今までの私は一体何を見ていたのだ?ああ、斬りたい。こんな自分を斬りたい!(以上、当時の私の心の声。そう言えばあの人はカブトムシみたいだったな…/わかる人だけわかってください)
更に後方に倒れ込んでさっと後ろを向いた時に若者の顔の周囲に雫が飛び散ったのがはっきりと見えたんです。最初は汗かとも思いました。でも、あのシーンはそんなに汗をかくシーンでもないし、と言うことは…涙?今回の「AKURO」では全くオペラを使わずに観ていたんですが、この時は持ってくればよかったとちょっと後悔しました。でも、あの涙が飛び散るのはオペラじゃきっと見えなかったとも思う。ああ、いいもん見られたなあ…。
そして下手と言えば「阿修羅のように」ですよ。中央でワンコーラス歌った後に前方ちょい上めを真っ直ぐ見詰めながらゆっくりと下手に移動し、そこで静かに佇み、でも両の肩は激しく上下していてアテルイの息遣いやらなんやらに圧倒。ここってアテルイもずっと瞬きしませんけど、吉野ファンも瞬き出来ない。つーか、若者がいると目が乾く(^^;半分だけライトが当たってるのが綺麗だったなあ〜。
ヒトカが死んだ瞬間、その目が一瞬見開かれ、顔を歪めると左目から涙が零れ、音楽の盛り上がりと共に全身に更に力を漲らせてバッて高麿の方を振り返る…自分達の悔しさ、憎しみ、悲しみ、痛み、そして願いを高麿に伝えるために、その目をギラギラさせながら。
神戸、そして前々楽とは比べ物にならないぐらいに熱い阿修羅でした(そして楽は更に熱かったのはまた別のお話)。そりゃ高麿も怯えるよね。下手だとアテルイが迫って行く時の高麿の表情が面白いと教えて頂いたので、アテルイの背中(背中好きなんです)を見ながら高麿の表情も見てました。
あと印象に残っているのは、田村麻呂の棒振りがかなり激しくなっていたように思います。ヒュンヒュンバシバシッって鳴りまくってました。そしてこの回では高麿の「将軍…貴方は哀しい人だ。」にものすごく共感してしまったり。観ていた席の角度的なことなのかな?とくに田村麻呂のこの表情でとかはないんですけど、田村麻呂を観ていたら突然「なんでこの人はこんな哀しい生き方を選ばざるを得なくなったんだろう?」って思ったんですよね。今さんファンだから?あ、思い出した。最後に高麿と斬り合う時って、いつの間にか田村麻呂の手から棒が消えていた(単に見てないだけだ)んですけど、「こ〜の〜日高見の〜大地〜と〜共に〜」の時に上手袖に放り飛ばしてたんですね。孤を描いて飛んでいったのが結構綺麗でした。
で、この公演でクスコが台詞を飛ばしたこと(でやでやのシーン)も、高麿がオタケと斬り結ぶとこで瞼を切って流血していたこと(阿修羅の直前のシーン)も全く気付いていなかったという私は愚か者でございます。
スペシャルカーテンコールは…他の方が書いてはるしもういいっすよね?前々日のスペシャルカテコがすごいことになってたみたいなんで、ちょっと期待し過ぎたかな?肩透かし食らった気分ではありましたが、ほのぼのグダグダで楽しかったです。一番好きだったのはアクロバットを「した」西村さんと川本さん。駒田さんのお父様はしのぶだそうです(笑)そして青いのは定位置でのほほんとされとりました。
2008⁄12⁄17 23:17 カテゴリー:ミュージカル観劇 comment(4) trackback(0)
安倍高麿:坂元健児 謎の若者:吉野圭吾 アケシ/鈴鹿御前:神田沙也加
イサシコ/赤毛:駒田一 坂上田村麻呂/田村丸:今拓哉 オタケ:平澤智
小者の源太:西村直人 ヒトカ:友石竜也
ヤイラ:川本昭彦 キクリ:福永吉洋 アラオカ:平野亙
クスコ:笠原竜司 鹿の精霊:藤森真貴
青蛙:高原紳輔 黒斑:多根周作 斉藤健二
坂元宏旬 鈴鹿貴規 赤木山伍里蔵
田仲孝史 佐藤翔 赤川千尋 松本誠 山田英真
初演の時はまだ大人しかったんですけど、再演はなんか語りたくて仕方ないみたいです私(^^;初演は3回観たんですけど、前楽と楽の前に個人的に哀しい出来事があったので、そっちに心がいっていたからね…。なので結構覚えてないことも実は多かったりします。
明後日から「Jewel」が始まりますが、たぶん切り換えるのは無理だと思います。とか言いつつ「Jewel」サイコー!」とか叫んでたらごめんなさい(^^;
それでは簡単に参りましょう。
あれですよ、下手端ですよ…つーことはあの顔の人がすぐそこですよ…。そりゃ〜ヒトカが死ぬとこ見られなくても仕方ないよね?…ホントごめんなさい…。
でも語り部で三人が下手で歌う時には西村さんの烏帽子で圭吾さんの顔が隠れちゃった(^^;なので、圭吾さんの腕を見つつ西村さんと川本さんのお顔をぼけーと眺めておりました。はい、この時鈴鹿御前が中央で踊っていた事なんて全く知りませんでした。
この回の一番の発見は別記事のコメントにも書いたんですけど、一幕のラストで高麿の背中を見つめる若者、そしてその背中に腕を伸ばしながら後方に倒れこんで走り去っていく若者の表情が真正面だったことに尽きます。
多くの方がこのシーンが大好きだと仰っていて、もちろん私もこのシーンは好きでした。でも、私の中での比重は「阿修羅のように」や「御伽草子」の方にあったんですが…なんなんですか、あの高麿を見詰める今にも消えてしまいそうな儚い表情は!あの表情を見た瞬間に「これかぁぁぁぁぁぁ!(田村麻呂張りに)」と心の中で叫びましたよ。毎回あの、泣き出しそうな子供のような縋るような眩しそうな表情をしてたんでしょうか?つーか今までの私は一体何を見ていたのだ?ああ、斬りたい。こんな自分を斬りたい!(以上、当時の私の心の声。そう言えばあの人はカブトムシみたいだったな…/わかる人だけわかってください)
更に後方に倒れ込んでさっと後ろを向いた時に若者の顔の周囲に雫が飛び散ったのがはっきりと見えたんです。最初は汗かとも思いました。でも、あのシーンはそんなに汗をかくシーンでもないし、と言うことは…涙?今回の「AKURO」では全くオペラを使わずに観ていたんですが、この時は持ってくればよかったとちょっと後悔しました。でも、あの涙が飛び散るのはオペラじゃきっと見えなかったとも思う。ああ、いいもん見られたなあ…。
そして下手と言えば「阿修羅のように」ですよ。中央でワンコーラス歌った後に前方ちょい上めを真っ直ぐ見詰めながらゆっくりと下手に移動し、そこで静かに佇み、でも両の肩は激しく上下していてアテルイの息遣いやらなんやらに圧倒。ここってアテルイもずっと瞬きしませんけど、吉野ファンも瞬き出来ない。つーか、若者がいると目が乾く(^^;半分だけライトが当たってるのが綺麗だったなあ〜。
ヒトカが死んだ瞬間、その目が一瞬見開かれ、顔を歪めると左目から涙が零れ、音楽の盛り上がりと共に全身に更に力を漲らせてバッて高麿の方を振り返る…自分達の悔しさ、憎しみ、悲しみ、痛み、そして願いを高麿に伝えるために、その目をギラギラさせながら。
神戸、そして前々楽とは比べ物にならないぐらいに熱い阿修羅でした(そして楽は更に熱かったのはまた別のお話)。そりゃ高麿も怯えるよね。下手だとアテルイが迫って行く時の高麿の表情が面白いと教えて頂いたので、アテルイの背中(背中好きなんです)を見ながら高麿の表情も見てました。
あと印象に残っているのは、田村麻呂の棒振りがかなり激しくなっていたように思います。ヒュンヒュンバシバシッって鳴りまくってました。そしてこの回では高麿の「将軍…貴方は哀しい人だ。」にものすごく共感してしまったり。観ていた席の角度的なことなのかな?とくに田村麻呂のこの表情でとかはないんですけど、田村麻呂を観ていたら突然「なんでこの人はこんな哀しい生き方を選ばざるを得なくなったんだろう?」って思ったんですよね。今さんファンだから?あ、思い出した。最後に高麿と斬り合う時って、いつの間にか田村麻呂の手から棒が消えていた(単に見てないだけだ)んですけど、「こ〜の〜日高見の〜大地〜と〜共に〜」の時に上手袖に放り飛ばしてたんですね。孤を描いて飛んでいったのが結構綺麗でした。
で、この公演でクスコが台詞を飛ばしたこと(でやでやのシーン)も、高麿がオタケと斬り結ぶとこで瞼を切って流血していたこと(阿修羅の直前のシーン)も全く気付いていなかったという私は愚か者でございます。
スペシャルカーテンコールは…他の方が書いてはるしもういいっすよね?前々日のスペシャルカテコがすごいことになってたみたいなんで、ちょっと期待し過ぎたかな?肩透かし食らった気分ではありましたが、ほのぼのグダグダで楽しかったです。一番好きだったのはアクロバットを「した」西村さんと川本さん。駒田さんのお父様はしのぶだそうです(笑)そして青いのは定位置でのほほんとされとりました。
2008⁄12⁄17 23:17 カテゴリー:ミュージカル観劇 comment(4) trackback(0)
私も語りたいっ!けど反対に初演ほど語れない・・・デス。
なんか自分がいっぱいいっぱいで(^^;
一幕ラストの表情は本当に言葉で言い表せないくらいでしたよねぇ。
その前の鉄の谷でオタケを見つめている表情も何とも言えず・・・(泣)
あ!有楽町のカブトムシも好きでしたw
(2008/12/17 23:56)
URL | ゆん[ 編集]
篠さんのレポを読んで改めて再演の舞台の熱さというか、深さみたいなものを感じます♪あの涙見逃しました。。
カブトムシ(笑)私も発見したとき誰かに言いたかったデス。
ゆんさんの有楽町のは。。思い出してみます(^^;)
明日は楽しんできてくださいね。
(2008/12/18 21:57)
URL | うた[ 編集]
>ゆんさん
え〜?もっと語ってくださいよ〜さすがに楽から一週間経つと語る人も減っちゃって寂しいです…
ああ〜あのオタケを見つめる表情もいいですよね〜どんなことを思っていたんでしょうね…。
あのカブトムシは素晴らしいですよね〜また会いたいです。が、私は有楽町では会ってません(笑)
(2008/12/18 22:18)
URL | 篠[ 編集]
>うたさん
うたさんの幕毎のレポを読んで思い出したことも結構あるんですよ^^私もやろうかな…(まだ語るか)。
え?カブトムシいました?クワガタもいるしゴキ○リもいるし、虫だらけな作品だな(^^;
ちなみにゆんさんと私が言ってるカブトムシは別の作品ですよ(笑)
気分が乗るかわかりませんが、楽しんできま〜す。
(2008/12/18 22:23)
URL | 篠[ 編集]
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