FC2ブログ
--.--.--(--):スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012.11.11(Sun):ミュージカル話
11/10(土)銀河劇場 14時 3階A列センター 18時半 1階J列上手側

文空祥:水夏希
文天祥:吉野圭吾 デイビット/理宗:坂元健児
伯顔(バヤン):伊礼彼方 爽(シュアン):平澤智
賈似道(カジドウ):今拓哉 旻(ミン):畠中洋
塑文明(スーブンメイ):照井裕隆 羅(ルオウ):渡辺大輔
安童(アントン):小林遼介 才秀夫(サイシュウフ):吉田朋弘
純(チュン):上口耕平 燭龍(ショクリュウ):王建軍
会長/曽徳慈(ソウトクジ):未沙のえる

モンゴル兵/他:千田真司 松岡雅祥 脇田伸悟
モンゴル兵/他:榎本成志 太竹尚 安田朋弘 藤巻立樹
<上演時間:約2時間35分(休憩15分含む)>

始まる前までは私が愛してやまない青い影に憑き纏われたらどうしよう…と戦々恐々でしたが役柄自体ではそんなこともなく終了。メッセージ性の強いTS作品ですが、今回は「客家の女はとても素晴らしく、男は馬鹿」ってことを一番強く感じたんですけど合ってますか?(言い過ぎ)
以下、言いたいこと吐き出してるので、この作品を素直に受け止め、感動した方はご遠慮頂いた方がよいかと思われる。
【More...】

<空祥>
働き者で武術も出来て頭も兄に負けず良くてしっかり者で先祖の教えを守る素晴らしい女性なんですよ~って伝えたいのは十分わかりました。あんなことになってしまった兄の為にその妹が立ち上がったのもよくわかりました。だからそのあんなことになった兄が今どうしているのかを教えてください早く、即刻!!←二幕始まってしばらくしてからの私の心の叫び
…全く共感出来なかった。その要因は、妹の素晴らしさを表さんが為に兄があんなことになってしまったことが最大の理由なんだろうなあ。申し訳ないけれども、何度も繰り返される彼女のソロのダンスや歌に「もういいよ」って斜めな気持ちを抱いてしまいました。ちょっとしつこい。
開幕前から彼女メインに話が進んでいくんだろうとは思ってたし、出番も多いんだろうなあとは思ってたけど、もうちょっとどうにかならなかったのかな?歌は気持ちを表現したりするからともかく、ダンスはもうちょっと削って欲しい。特に二幕のあの中国舞は唐突過ぎて個人的にはいらないと思います。舞自体は綺麗なんだけども。
最後にフビライが彼女に剣を手にした理由を問うけれど、これへの答えも最初の悩むシーンを観てるせいでわかるようなわからないような…「兄負傷→自責の念を抱え、代わりに立つべきか、だがなんの為に戦うのか悩む→守るべき幼子に出会う→戦う!」な流れだったらまた違ったんだろうか?ところでこの境遇に「BASARA」を思い浮かべたのは私だけではあるまい。
あと、これも個人的な好みですが、水さんの台詞回しのそこここに小さな「ん」が入ってるように聞こえて、それもちょっと苦手かなあ…。雰囲気的には兄妹(もしくは姉妹)らしくてとても微笑ましいんですが…。

<天祥>
これ、文天祥の子孫の方に訴えられませんかね?国の未来を憂い、何とかしようと立ち上がった青年な雰囲気はいいのに、キャラの描かれ方に暴れたくなる。申し訳ないけどあの天祥を観て優れた人物だとは私は思えませんでした(演じてる人はかっこいいけどな!例えボロッボロでも!髪型ちょっとアレでも!)
実際に天祥は政治家で軍人とのことですが、どう見てもこの作品の天祥は、頭は抜群に良くて武芸にも秀でているけれど短絡的で向こう見ずな人にしか見えない。彼が理宗の人柄に心酔せず逆に軽蔑した上であんな行動を起こしてしまったのなら、まだ多少は納得がいくんですが…。いくら国の未来を憂いて焦っていたからって理宗を守る為ならばこそ、武力に訴えるにしても強大なモンゴル軍に立ち向かうには今はまだ時期尚早だとなんで思わないかな~?
結局、彼の起こした行動が元で、国は妹の助言のお陰で遷都と言う形で何とか残ったけど理宗は死んでしまう訳だし、彼はどうしたかったの?って怒るよりも不思議でたまらない。月ミューの圭吾さんのインタビューを読み返すと、天祥がどんな思いで行動したのかはよくわかるし演技でも伝わるんだけど、その思いと物語上での描かれ方にかなり無理があるように感じました。出番の多い少ないは私は別に気にしないけど(そりゃ多い方が嬉しいさ)、天祥の扱いがちょっと酷いよなあ。これがチラシに大きく写っていなければまた違ってくるけど。
…が、二回目観た今も気持ちは基本変わらないんですが、今は天祥のその駄目っぷりがちょっと愛おしくなりつつある(所詮ファンですすみません)。
この人を守ろうと心に決め、その人亡き後も忠義を貫き通し果てた天祥。なのに、その忠義を誓った相手は、いくら仮面を付けて同じ目をしていて背格好も似ているとは言え、兄と妹とを間違えちゃう辺りが哀し過ぎる。そしてそんなことは露知らずで妹を守る為に命を散らした兄。二日目はそんな天祥が哀れで不憫で気の毒で死の場面で泣いてしまいました。次回観たら更に様々な感情が芽生えるのかな?

と、キャラの描かれ方には思うことは多々!、多々ありますが、お気に入りの登場場面を箇条書き(ほぼ全部)。
・巨大ハリセンに続いて巨大扇ですか。なかなか操るのが大変そうですが、踊りはかっこいい。…もうちょっとそろったら(^^;(お聞きしたところによると、出る前に袖で誰ぞ扇をバサバサ開いて練習しているそうな)
・皇帝謁見のシーンは、衣装(これの二枚目)とか、言葉遣い(「枢密院正字、文天祥にございます」とか「拝謁賜り」とか)とか、裾を摘まんでツツツーと後ろに下がってくるっと退出する姿とか、宰相カジドウとの対決とか見所が多くて、天祥がこの後どう活躍していくのかと素直にドキドキし、楽しかった(遠い目)。なんでこうなったんだろ…。
・守るべき者を見つめるちょっとうるうるしているようなあの熱い眼差しがすごく好き。
・なんだその登場の仕方は。…可愛いじゃねえか(シュアンの前に姿を現す時に岩陰からぴょこんとおどけた表情で顔を出す)。
・シュアンとの対話シーンで生前のアテルイとオタケの対話を連想したりしなかったり。役のキャラ自体は全く被らないけど、各シーンでふっと過るんだよねえ色々…。
・三人は幼馴染とのことですが、なんとなくミンが一番年長に感じる。三人の決意のダンスは眼福だけど、三人とも好きなのでバラバラに見たいともちょっと思ったり。贅沢ですねえ。
・そんな三人が空祥にお仕置されるシーンは劇中で最も和むなあ。空祥も文句なしに可愛いしなあ。夜公演はシュアンの脛に本気で棒が入った様で、真剣に地味に痛そうでした。
・3階から観たせいかと思ったけど、1階で観ても姉と妹でした。華奢だし撫で方だし腰細いしスカートみたいだしお団子だし春麗みたいだし袖口と襟元の色ピンクだし。
・妹の一言で龍の仮面のことに思い当たるとこの口調の切り替わりと考え事に沈んでボーっとなるとこ好き。
・07太田川で妹の前から姿を消そうとするのには素直に爆笑し、その後二幕を観て「この母にしてこの息子あり」と妙に納得した。あそこで床を指差して荷物の方に普通にスタスタ歩いていくところがすごく圭吾さんっぽいなって思った。あのコント走りも可愛い。
・龍の仮面の剣舞かっこいいですよねえ…あと3時間ぐらい観ていたいです。「フッ!」っと時折響くブレス音も大好き。
・妹たちの危機に片手着いてサッと飛び込み側転で登場する姿(これの一枚目)は文句なしに「お兄ちゃ~~ん!」です(なんだそれ)。
・で、その登場した時は長槍だと思っていた獲物が二刀流になる瞬間も「お兄ちゃ~~~~ん!!」です(だからなんだそれ)。
・二幕頭、笑顔で舞い、妹をリフトする姿はその後(天祥自身もファンも)を思うと幸せなのかどうなのか。あの布の使い方は綺麗ですね。
・散々「だから兄はどうしてんだよ!」とやきもきさせられた挙句の登場なので、一幕とはかけ離れたお姿にちょっと恐怖覚えた。孔子と孟子の言を用いて自問する声と包帯姿にはときめいたけど。あれは客家の村に隠れているところを捕えられたってこと?(それだと一幕ラストのフビライ達の手からよく逃れられたなって疑問も湧くけど)だとしたら、盲目の人を一人だけ残すなんて…誰か護衛付けてあげてよ!
・捕まって拷問を受け、血の滲む頭の包帯と傷だらけの体と首枷がとても痛々しいのに、同時にドキドキするのは何故なんだろう…嗜虐心が煽られる?天祥のキャラ自体には不満わんさかだけど、ここで歌う「正気の歌」はそんな不満を半分ぐらい吹っ飛ばしてくれるぐらいよかった(天祥があれだったらもっと更に心に響いたと思う)。あんな体勢で歌うのは辛いだろうけど、伸びやかで壮大で、この歌を聴く私の目の前には日高見の大地が広がっていくようでした(作品違う)。
・シュアンの覚悟を飲み込み、「ミン!」と叱咤する声が大好き。でもさあシュアン…(これはまた別記)。
・光を失い、傷付いた満身創痍の状態で、それでも妹たちを守ろうとする姿、母に縋り付く姿、カジドウに斬られて手にする棒を落とす瞬間と頽れる姿(夜はなんか倒れた姿がすごく綺麗に見えた)、虫の息で「風が…」と囁き、妹に「生きろ…!」と懇願し、頷く妹に安心したかのように息絶える様は素直にグッと来た夜公演(昼はそれどころじゃなかった)。
・それらを経たカテコの穏やかな笑みに大変癒されます。初日はボロボロなままだったそうですが、二日目からは村に帰って来た時の衣装。どうせなら龍の仮面の衣装も着てください(裾フェチ)。

こうして文にしてみると、結構楽しんでますね私。
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。