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2013.04.28(Sun):ストプレ話
4/27(土) 東京芸術劇場シアターイースト 
 14時 A列センター 19時 B列センター

陽子:篠井英介
香織:深沢敦
真由美:大谷亮介
<上演時間:約1時間45分>

リニューアル後初の芸劇にて2、3回目の3茶婦人会を観て参りました。劇場の大きさがドラマシティーよりも小さく、お三方も回数を重ねてこなれたのかな?大阪で観た時よりもより面白く、一層味わい深い作品に感じられました。定かじゃないけど、大阪ではあった台詞が削られている箇所もあったような?(真由美の「毎日の習慣が」うんたらかんたら)
夜公演では後ろの席の方がちょっと笑い過ぎちゃう?ってぐらいに反応が良いお方だったので、昼の方がじっくり楽しめたかな。以下、まとまらなくて困った時の箇条書き。ネタバレ注意
【More...】

・三人が電話に出るシーンの演出、電話を持つ仕種じゃなくて丸テーブルにつっと指先を着くのが電話をしているんだと表しているのが好きだな~
・真由美の電話の相手、「昨夜はあんなことになってしまって…」ってそういうことか…会話の内容を聞いてるだけで、真由美の本当に大好きな人への気持ちが感じられてこの時点で危険でした。でもその後の香織の「お間違えのようですね」で笑っちゃって気持ちが緩められた。あっちゃんの間の取り方とか言い方とか表情でつい笑っちゃうけど、ここも大きな伏線になってるんだよねえ。
・大阪では見えなかった香織の話を聞いている時の陽子の表情、あくまでもプロのブライダルコーディネーターとして接しているような笑顔だったんだ。その笑顔も、義男から電話がかかって来てイチャイチャし出す香織に対して真由美と共に冷めた表情に変わるのが可笑しい。あのスチャッと二人そろっての足組みは素敵だ。去年の春にも似たような光景見た気がする。
・最初のグレーのスーツ姿の時、お辞儀をした陽子の胸元が見えちゃった。ヌーブラみたいなの着けてはるんですね。
・時折壁に映し出されるキャストの影とそこに被さるような水面の揺れる影は、心の揺れとかを表してたんだろうか?たまに「プク…コポ…」って水中に空気の洩れる音が聞こえるのがやや気になる。
・携帯電話が誕生し、昔ほど約束の重みがないと話す香織と陽子に対して、「人に寄るんじゃない?」と真剣な面持ちで反論する真由美。後から考えたら、この時の真由美の心には高校の時に香織と交わした八丈島にフリージアを見に行く約束があったんだね。端々に垣間見える真由美の想いが本当に切ない。
・陽子が真由美に義男の家へ約束の一時間前に行くことについて許可を求めるシーンは、本来なら女ってずる賢くて怖いと思うんだろうに、陽子に対してはあまり思わないのも女方の良さかな?それとも、陽子が義男に対して抱く気持ちがわかるからかな?昔、4年ぐらい付き合ってた人に仕事で手一杯だから別れて欲しいって言われて、でも私は大好きだったので別れた後も友達として関係を持ってしまったのでなかなか想いを断ち切ることが出来なかったことがあるのです…。その後、友達として付き合っていたら突然「彼女が出来た」と言われ「…仕事で手一杯ちゃうんかい!!」と一旦はブチ切れたけど、それでも結構長い間吹っ切ることが出来なかったなあ…。
・暗転中もキャストの表情にスポットを当てて心情を見せる演出が好き。イスなどを動かすスタッフさんも黒のスーツやタキシード姿なのもいいな。
・美穂の存在に思わずヒートアップしちゃってつい本音が口から零れてしまう陽子さんが可愛い。直後「なんであんなこと言っちゃったんだろ~」って落ち込む陽子さんが可愛い。
・真由美が自分の性質について告白している時の、きらきらしている瞳とうっすらと目尻から零れる涙にうってなる。前はあまり気にしてなかったけど、この時の香織の必死に笑顔を保とうと、張り付いた笑顔のまま立ち竦む姿も切ないなあ…このラストチャンスを逃すと一生自分の気持ちは伝えられないって真由美の想いと、もうすぐ輝かしい瞬間を迎えようとしている今に親友だと思っていた女性から告白される香織の痛みもどちらも理解出来るだけに相容れない二人の関係に胸が痛む。真由美は陽子にラストチャンスだと告げられなくても、香織に打ち明けるつもりだったんだろうか?もしも美穂のことがなければ、二人の結婚を祝福したのかな?義男が美穂とちゃんと向き合っていたら、陽子にちゃんと美穂の写真を渡していたのかな?…色々考え込んでしまう。
・その後に、真由美の告白と、香織が見せる、式を挙げるという狂気の執念によって重々しくて居た堪れなくなる空気の舞台と客席を、陽子の義男への告白の顛末を入れることで一掃させる作りがすごい。陽子は陽子で必死なんだけど、英介さんの台詞の言い方とかも相俟って腹抱えて笑った。「ああ、私はこうして物体として完成していくのね…」「だって物体なんだもの」の言い方大好き~!白いタキシード姿の新郎の太腿から流れる赤い鮮血を綺麗だと思ってしまう陽子と真由美の少しどこかが狂ってしまったような心がちょっと怖くもありつつ、その光景を想像してみると…確かに綺麗だ(何故か奴で想像してみた)。
・「この年になってもこんなに足掻いているなんて思ってもみなかった」って陽子の台詞もしみじみくるなあ…子供の頃、今の私の年の人はとても大人に見えたのに(^^;
・「必ず最後に愛は…」で幕切れる演出がニクい。現実はそんなに甘くないよねえ。あの後、3人はご飯でも食べに行ったのかな…行ってたらいいなあ。出来れば香織の口から「ねえ…?ご飯でも食べに行かない?」って出てて欲しい。
・「ロビーでパンフレットを販売しております。魔除けになりますので是非。合わせて前作・前々作のDVDも販売しております。こちらは更に強力な魔除けになりますので、宜しければお買い求めください。」自虐ネタを交えて宣伝する大谷さん素敵。
・カテコで最後の最後以外にあまり笑顔を見せない英介さんですが、夜公演で魔除けトークの最後で噛み倒した大谷さんに思わず表情を崩してニヤリ。そのままニッコリ笑顔になってお辞儀をして帰られたのに癒されました。
・最後に英介さんの脚は本当にお美しい。どんなに細くとも男性の脚って女性のそれとは違うけど、英介さんは例外。パンスト着用を考慮したとしてもそんじょそこらの女性(含む:私)の脚より遥かにお美しい。例え重ね穿きしたパンストの下からうっすらとすね毛が透けてても気にしない。大谷さんも気にしない。黒なら大丈夫のにね。

お話も演出も緩急の付け方が面白くて、本当に楽しい作品でした。5作品の中で一番好きかも。思えば、婦人会のデビュー作である「ヴァニティーズ」が一番後味悪いのかな?来年、大谷さんの還暦祝いで再演されるのを楽しみにしてます。40&50代のチアガール姿もすごかったけど、50&60代のそれはどうなることやら(笑)。
今回も良いお芝居をありがとうございました。はー演劇って素晴らしい。
Secret

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