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2013.07.07(Sun):ミュージカル話
「天翔ける風に」の公演が終わって一週間が経ちましたが、大阪公演を観て思ったことなどなど。
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・冒頭で英が「父の形見です」と言って持ってくる小刀、聞太演じる岸さんの背丈を考えたらあの小刀じゃあ短過ぎじゃない?と気になって仕方がなかった。小刀であの長さじゃ、大刀もかなり短いんじゃ?それとも脇差のことじゃなくて、懐剣のことだったのかな?とちょっと悩んでる。
・ところで、うさぎは「100匹」じゃなくて「100羽」だと思う。
・そして最後に小判を降らせるんならば、通貨の単位を円にするのは止めて欲しかった。
・6/29の夜公演、開成所のパーティーのシーンで英が投げつけた升が福永目付から大きく逸れて後ろの階段の方まで飛んでしまい、それを拾う為にズザーっとスライディングしたのがかっこよかった。思わず「開放弦」での鴨スライディング(@大倉幸二)を思い出してしまった。都に酒を渡す時に、都の升に自分の分も注いでたのとか(大坂では入れ過ぎたのか、また自分の升にちょっと戻してたり)、塾生二人が尋問を受けている時に、その後ろで棒を飛び越えられないでいた目付がとても可愛くて好きでした。またキクリでも会いたいなあ。
・思えば都も最後に一つの罪よりも百の善行=幕府存続を選んだんだなあ…。都が徳川幕府に対してどう思っているのかは描写されていないけれど、溜水とお互いの草履屋について話すシーンで、躊躇いなく「(龍馬を)私が、殺します」と言う姿を見て、「ああ、この人は幕府の為になら決意出来る人間なんだなあ…」って思いました。決意出来る人間ではあるけれど、英や溜水と同じ踏み越える(た)人に思えないのは、演じる浜畑さんが生きてきた時間の長さの違いなのか、別の要因なのか。戸井さんではこうは思わなかったのに。人生を積み重ね、生活して得られることでの大きさをちょっと感じました。
・ツイッターでも呟いたけど、過去の何かで決意し踏み越えてしまったのか、それとも元よりあちら側にいたのかは定かではないけれど、溜水はこちら側に戻りたかった(来たかった)のかもしれないなあ…。だから絶対に自分のいる側には来ないであろう智に惹かれ、彼女に愛されることで自分も智と同じ側に立てると、例え彼女に愛されなくとも、己の命が尽きようとも、彼女の手にかかって彼女の魂を手に入れることでこちら側に戻れる(来られる)と思っていたんじゃないかなと、彼女の前に両手を広げて身を投げ出し、狂気を孕んだ笑みを浮かべる姿を見てそう感じました。
圭吾さんの溜水は、自分が他の人とは違うことに優越感を持ってはいるけれど、同時に言いようのない孤独感にも苛まれていたんじゃないかな。だから英と都の会話を立ち聞きし、とうとう自分と同じ側に英が来たと確たる証拠を手に入れたから、智にあんな満面な笑みで姉の罪を告げたのかな?孤独な自分と同じ側に立つ人間の出現が嬉しくて、しかもそれが自分の愛した女性の姉だという歪んだ想い。
深海のような深さを持つ溜水の心は私如きには到底理解し切れてないと思うけれど、観ていてとても面白かった。今日アップされたメッセージで役作りに手こずったとありますが、今後のインタビューでどういう思いで演じていたのか読むのがとても楽しみです。

ちなみにタイトルはある歌の歌詞。これ聴く度に「溜水もブルーインパルスのパイロット目指せば、少なくとも退屈な毎日からは解放されたのに」と意味わからんことを思ったり思わなかったり。あの日から心が止まっていた空井が稲ぴょんと出会ったことで新たに走り出したように、もしも智が溜水を受け入れ愛していたら、溜水も新たに走りだすことが出来たのかな…。切ないなあ。
最後に智に撃たれてくるっと回転して倒れる姿の美しさに毎回射ぬかれていたと書き添えて終わる。美しいから回れるんです、圭吾さんは(謎)。
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